血が出る、というのは何となく大ごとのような気がしますが、
実際のところはどうなんでしょうか。
痰に限らず尿に血が混じる血尿・便に血が混じる血便など、
血が出ると驚いてしまいます。
いずれの場合も、血が出る原因は
「その経路のどこかで出血している」
ということです。
痰の場合、血が出る可能性のある場所は
- 肺の中
- 気管支
- 咽頭と喉頭(のど)
- 鼻の粘膜と副鼻腔
- 口の中
のどこかです。これ以外にはありません。
意外に多いのが鼻や口の中なんですね…。
もしこれまでに 鼻の症状があるなら、
鼻炎や副鼻腔炎による後鼻漏が合併している可能性があります。
後鼻漏について、詳しくは過去ブログをみてください。
↓↓↓
http://drenu.sblo.jp/article/470908.html
なお、喘息だけでは痰に血が混じることはまずありません。
よくあるのは上のように鼻の粘膜からの出血です。
しかし、もちろん結核や肺癌など、
聞くだけでも恐ろしい病気でも血痰がでるのです。
ですから決してご自分で判断されず、
必ず医療機関で痰などの検査を受けるようにしてください。
あまりきれいな話ではありませんが、痰の検査のコツを書きます。
痰は、細菌が混じらないように病院でもらった無菌の
専用の容器に入れて提出します。
よく「こんなんでました」と言って
ティッシュなどに包んで持って来て頂きますが…。
清潔そうに見えてもティッシュなどには
細菌がたくさんいますのですぐに腐ってしまい、検査ができません。
また、痰をとるときは、朝一番でうがいをして、
のどに引っかかったものを痰の容器に直接出すようにします。
とれた痰は半日もたつと腐って検査の役に立たなくなるので、
朝出た痰は昼までに持って行きましょう。
「いい痰」とは、透明ではなく黄色や黒っぽい、あるいは
血の混じった濃い部分が多いものです。
つばのような透明な部分だけのものは、
あまり診断の役に立ちませんので注意が必要です。



