2009年10月19日

吸入ステロイドの製品ごとの特徴3・定量噴霧式吸入器について

■定量噴霧式吸入器(ガス)
 :フルタイドエアー、キュバール、オルベスコ


スプレーのようにガス状の薬を
一回分ずつ噴霧し、それを吸い込むタイプです。


こちらの方が薬剤粒子が小さいものが多く、
咽頭沈着によるのどでの引っかかりや
声枯れ(嗄声)が少ないと言われています。


また、薬剤が小さい方が「より奥へ」到達するため、
ドライパウダーでコントロールしきれない
「奥の方(末梢気道といいます)の炎症」
にも効果が見られることがあります。


さらに、お子さんや高齢の方のように、
吸う力が弱くても効率よく体内に入ります。




ただし、ドライパウダーの利点の裏返しになりますが、
噴霧と動時に吸い込む必要があり、
吸い込むタイミングが難しいと感じられることがあります。


特にお子さんの場合は難しいことが多いので、
専用の器具(スペーサー)をよく使用します。



また、何回吸入したか、チェックしておかないと、
薬剤がなくなったことに気づかず、
空の薬を吸入していて、状態が悪くなることがあります。


薬がでなくなっても、ビン(吸入器)を振ると音が出るし、
押すとシュッと煙が出るので、「まだ使える」と勘違いされるのです。
(実際には薬を含まないガスが出ているのですが)

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posted by ドクターN at 15:53 | Comment(0) | 喘息の治療や薬についての記事
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