2009年10月15日

吸入ステロイドの製品ごとの特徴1・ドライパウダー製剤について

以前にメルマガでは取り上げていますが、
その後新製品も出ていますので、一度おさらいしておきます。


まず、吸入ステロイドには大きく分けて2種類あります。


ドライパウダーといって、1回分ずつ出てくる粉を吸い込むタイプと、
スプレーのようにガス状の薬を1回分ずつ噴霧し、
それを吸い込むタイプです。


他に、液体をネブライザーで噴霧するものもあります。


パルミコート吸入液→
http://drenu.sblo.jp/article/1357923.html

子供さん専用で少し特殊ですので、
今回は取り上げませんでした。





■ドライパウダー吸入器(粉)
 :フルタイド(アドエア)、パルミコート、アズマネックス


1回の操作で1回分ずつ装填される粉を吸い込むタイプです。


吸入器の操作は簡単で、吸い込みも自分のタイミングでできるため、
確実にできるという利点があります。


また、カウンターや残量の目安線があり、
なくなったかどうかが把握しやすいのも特徴です。


以上の利点から、現在は広く用いられています。



ドライパウダータイプの方が、粉を直接吸い込むことから、
のどでの引っかかりや声枯れ(嗄声)を感じる方が多いようです。


また、のどにステロイドが付着したまま放置しますと、
カンジダのような真菌(カビ)が生えたりします。



特にフルタイドは、添加剤(乳糖)が配合されているため
粒が大きく、口の中にたくさん付着します。


「のどの違和感」「声枯れ」「カンジダ」が生じたために
エアータイプに切り替える、ということもしばしばあります。


パルミコートはフルタイドと違って、添加剤が入っていませんから、
ドライパウダーにしては、のどの違和感が少ないです。

 (とはいえ、パルミコートであれ、エアータイプであれ、
  ステロイド成分が含まれているので、
  きちんと吸った後にうがいをしてくださいね)

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posted by ドクターN at 10:09 | Comment(0) | 喘息の治療や薬についての記事
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