ネブライザーとは、喘息などに使う薬の液を
細かい霧状にして吸入できるようにする器具です。
特に小さな子供の喘息治療には
欠かせないものといえるでしょう。
ネブライザーにはジェット式のものと超音波のもの、
それに最近普及してきたメッシュ式があります。
それぞれに仕組みが違いますので、
特徴が異なります。簡単に説明します。
■ジェット式
空気を圧縮して噴射し、
薬液をとばすことで霧状にします。
昔からあるタイプですが、喘息の治療に
ちょうど良い大きさの粒を作りますので、
病院でもよく使われています。
欠点は、器具が大きく、携帯に向かないものが多い・
動作音が大きい、という点です。
■超音波式
薬液を超音波(高周波)でふるわせ、霧を発生させます。
音が静かでいいのですが、ジェット式に比べて
出来る粒子が細かく(小さく)なります。
また、機種によっては使用する薬液を
多くの水で薄める必要があります。
このため患者さんによっては
喘息発作時にかえって発作を悪化させる場合があるため
注意が必要です。
■メッシュ式
高周波でメッシュをふるわせ、そのメッシュを
薬液が通ることで霧になります。
超音波式と異なり、霧の粒子は小さくなりすぎず、
超音波式の欠点が解消されたものです。
また、噴霧の効率がいいなどメリットが多いので
最近はよく使われているようです。
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パルミコート吸入液は、ジェット式を使うこと、
と添付文書に明記されています。
超音波式を使うと、薬液を直接ふるわせるため
薬効が変わる可能性があるようです。
これは使えません。
また、メッシュ式の場合、薬効は変わらないのですが
薬の噴霧効率が高く、体内に不必要に
多量の薬剤が吸引される可能性があるため
現段階では「ジェット式を使用すること」となっています。
つまり、効率が良すぎて
副作用が出るかもしれない、ということ。
副作用で心配なのは、成長に影響が出るかもしれない、
ということだと思います。
*通常の使用量では成長には影響はありません。
↓↓↓
http://drenu.sblo.jp/article/513266.html
*また、その後の検討で、メッシュ式ですと
メッシュに薬剤が多く沈着したり、目詰まりしたりで
却って薬効が少なくなってしまうこともあると
言うことがわかってきました。
しかし、実際にご家庭でメッシュ式を
使用されている方も多いようです。
この薬のためだけに
吸入器を買い足すのは不経済ですね。
そこで、メーカー側ではメッシュ式の
「吸入時間を短く」したり、
「1回量を減ら」したりして
どの程度体内に薬液が入るのか、
データを取っているようです。
しかしそのあたりがまだはっきりしていないので
現段階では「ジェット式を使用すること」となっています。
それ以外の使い方をされたときに、
メーカーとしては責任が取れない、ということですね。
やむを得ずメッシュ式ネブライザーを使う場合は
必ず主治医、かかりつけ薬局で吸入時間などを
確認するようにして下さい。
2006年09月30日
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先日、パルミコートを超音波式で使用したのですが、夜寝てくれなくなり、筋緊張も強くなってしまいました。
主治医に相談して以前から使用していたフルタイドに戻したところ、改善されました。何か関係があるのでしょうか?
主治医は超音波式でも問題ないと言うのですが、どうなんでしょうか?今後パルミコート再開の話も出ると思うので、ご意見お聞かせください!!
やはり、超音波式を使われたことで、
薬がたくさん入りすぎたのではないかと思います。